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あいサポートの各企業様、団体様向け研修会や活動レポート

台東区立根岸小学校「福祉体験学習」を体育館にて実施


児童2名1組3グループに分かれてのアイマスク体験とガイドヘルプ体験児童2名1組3グループに分かれてのアイマスク体験とガイドヘルプ体験

10月7日(水)台東区立根岸小学校「福祉体験学習」を体育館にて実施

5年生91名

児童2名1組3グループに分かれてのアイマスク体験とガイドヘルプ体験を交代で実施しました。

講師は視覚障害者4人とあいサポートのガイドヘルパー4人です。

児童全員から元気な声で朝の挨拶を受けました。
その声とこれから何をするのかなとの眼差しに講師陣もその期待に応えなくてはと責任と緊張感を覚えました。
体育館内に同じコース、三つを作りました。直線コースを歩き、コーナーを曲がり、上り坂、下り坂を通り、障害物をまたぎ、クランクを通り抜け、ゴールです。

始めにガイドとして、仕手は行けないことを説明した後、ガイドヘルパーによる、前後左右の動き、基本姿勢のデモンストレーションを観てもらい、児童二人一組、交代で、前後左右に動き、基本姿勢を実践。

コースを歩きます。
まず、先生方と視覚障害者のペアで体験、
児童と視覚障害者とのペアでも体験して頂きました。

いよいよ91名のアイマスク体験です。
児童の一人は白状を持ち、アイマスクをして視覚障害者役、一人はガイドヘルパー役。館内ざわめきと緊張感がいり混ざりながらのスタートです。

児童が「恐る恐る」手引をし、「左に曲がります。上り坂です」との情報提供する姿。また、不安そうに「腰が引けながら」手引をされている姿。
児童の一生懸命さに微笑ましさを感じました。

その後、児童は視覚障害者の話に真剣に耳をかたむけていました。
「お札の長さで金種別できる札入れ」や「視覚障害者用オセロゲーム」「音声読み取り器」「点字版」「針を触れる腕時計」「音声腕時計」等、初めて見るの物ばかりです。
児童からは「へー!知らなかった!そうなんだ!」との声が有り、皆さん興味を持たれていました。

終了後の感想は、「声が小さくて聞き取れなかった」「アイマスクをしたら、自分がどこにいるのか?どっちを向いているのか?分からなくなった。」
「コースが難しかった」 「誘導しているのに、視覚障害者役の人が動いてくれない」等の声が聞かれました。
講師陣も「しっかりした捉え方や感想」に、ビックリ!!

視覚障害者からは町で視覚障害者に出会ったら、声をかけて下さい。「お手伝いすることありますか?」
それだけで、すごく嬉しいです、安心出来ます。皆さん方が視覚障害者のことを知ろうとして下さることに感謝します。

視覚障害者から感謝の思いを「91名のお名前を点字テープにして」お届けさせて頂くことを約束しました。

最後に児童全員から元気な声で御礼の挨拶を受けました。

五年生の皆さん、先生方大変ありがとうございました。



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